違法競争型暴走族を摘発、参加メンバーには50歳代も

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今年1月、大阪府内の高速道路や一般道で車両約120台による暴走に参加したとして、大阪府警は3日、大阪府内に住む男女78人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕・書類送検した。当日に撮影したビデオ映像から参加メンバーを特定したという。

大阪府警・交通捜査課によると、逮捕・書類送検された78人は今年1月3日深夜から4日未明に掛けての数時間、4輪車を中心とした車両約120台で大阪府内の一般道や高速道路で信号無視や速度超過などの違反を繰り返した疑いがもたれている。

暴走に参加したのは、峠や高速道路での違反を繰り返す違法競争型暴走族のメンバーで、今年4月には参加メンバーを募った主犯格2名が逮捕されている。いわゆる暴走族(集団暴走型)とは違い、ハイスピード走行を中心に行い、目的地までの時間を競うといったスタイルで暴走。当日は約80件の110番通報が寄せられた。

警察では当日に撮影したビデオ映像を分析し、参加メンバーを特定した。メンバーの大半は20 - 30歳代だったが、50歳代の男2人も含まれていた。

暴走への参加呼びかけはメールや口コミで行われており、警察では来年の正月にも同様の暴走が行われる可能性が高いとして、警戒を強めている。

《石田真一》

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