自民税調、重量税・取得税を軽減へ…低燃費車購入促進

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自民党税制調査会(津島雄二会長)は9日、低燃費車などの新車購入時に、自動車重量税と自動車取得税を来年4月からの2年間に限定して軽減する方針を固めた。

景気対策の観点から、自動車の買い替え・購入を促進することが狙いで、新車取得にインセンティブを付与することが目的だ。

自動車重量税については、既存グリーン税制の環境基準を満たしている乗用車・軽自動車・重量車(いずれもハイブリッド車を含む)のほか、電気自動車、天然ガス自動車、グリーンディーゼル車が対象となる見込み。

一方、自動車取得税は、現行の低燃費車特例の燃費基準を達成している自動車(2010年度燃費基準15%達成車以上)が対象となる見込みで、低燃費車特例対象自動車のほか、電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車(バス・トラックを含む)、大型ディーゼル車特例対象車、クリーンディーゼル乗用車を対象とすることが検討されている。

このほか、揮発油税、軽油引取税などを含めた道路特定財源諸税の暫定税率は、税制の抜本改革時まで維持するとともに、道路特定財源制度については2009年度予算で廃止することが決まった。

《レスポンス編集部》

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