【新聞ウォッチ】スズキ、78歳の鈴木修会長、社長兼務で「疫病神」退治へ

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【新聞ウォッチ】スズキ、78歳の鈴木修会長、社長兼務で「疫病神」退治へ
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年12月11日付

●ガソリン120円割る、90円台も登場(読売・2面)

●自動車減税総額2000億円、自公合意、ハイブリッドは全額免除(読売・9面)

●日産が賀詞交換会中止(読売・9面)

●ビッグ3救済案剣が峰、米議会採決へ、共和議員の抵抗も(朝日・10面)

●スズキ会長、社長兼務、異例の再登板「経営危機乗り切る」(朝日・11面)

●フタバ産業決算、大幅な減額修正、計1148億円(朝日・11面)

●トヨタ800万台前半に、世界販売下方修正(毎日・1面)

●電動自転車、原付き抜く、開く価格差、ガソリン高(産経・9面)

●中古車登録台数16%減、11月、27年ぶり低水準(日経・9面)

ひとくちコメント

スズキの鈴木修会長が再び社長職を兼務することになった。津田紘社長の体調がすぐれず、「業務に支障をきたす恐れがあるといけない」と本人からの申し出があったためという。

10日付の日経夕刊が報じたのを受けて、午後には都内で鈴木会長が記者会見を行い、新しい首脳体制を発表。きょうの各紙も「逆風下で緊急体制」(日経)、「異例の再登板『経営危機乗り切る』」(朝日)などと取り上げている。

それにしても、スズキは体調を崩す経営陣が後を絶たない。津田社長の前任の戸田昌男社長も任期中に病魔に侵されて降板。次期社長候補だった鈴木会長の娘婿の小野浩孝専務役員も昨年12月に52歳で死去している。鈴木会長自身も一時体調不良で入院したことがあったが、術後はすっかり回復。決算発表などでは、78歳の“後期高齢者”とは思えないほどの雄弁さで会見を仕切っている。

鈴木会長は未曾有の経営危機を「先頭に立って切り抜ける」と語っているが、会社も身体も健康維持のために、まずは「疫病神」を退治することが最重要課題だ。

《福田俊之》

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