JR東日本は、東京ビッグサイトで11日から13日まで開催された「エコプロダクツ2008」に振動力発電「発電床」を出展した。これは、人の歩行によって床に加わる力(振動エネルギー)を床内部に組み込んだ圧電素子によって、発電を行うシステムだ。
10日から東京駅八重洲北口改札周辺で実証実験を始めた。「それで得られた電力を自動改札機や電光表示器などに利用していく。今後、人が多い新宿駅や池袋駅などにも導入していければと考えています」と同社関係者。
この発電システムは床に加わる力が大きいほど発電できるので、やはり体重が軽い人よりも重たい人のほうがいい。「メタボ人間ほど大歓迎」(同)だそうで、日ごろメタボに悩んでいる人はその体重を地球環境のために役立ててはどうだろうか。