スミダ、北米事業を再編、製造・販売子会社をそれぞれ1社に集約

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スミダは、北米事業を再編すると発表した。同社は2006年にVOGT electronicを買収後も、北米の販売・製造会社をスミダグループとVOGTでそれぞれ2社保有してきた。今回、機能の重複を排除し、機能ごとに1地域1社体制にすることで経営の効率化を図る。

現在、北米には、スミダ・アメリカ(SAI)、VOGTエレクトロニック・オブ・ノース・アメリカ(VNA)の2つの販売子会社があり、それぞれスミダおよびVOGTブランドの製品を販売している。SAIの販売事業をVNAに譲渡することで、販売会社を統合する。統合会社は社名をスミダ・アメリカ・コンポーネンツに変更する予定で、SUMIDA、VOGTおよび今年買収したEIWAの3ブランドを取扱う。
 
製造会社は、北米にスミダ・de・メキシコ(SMX)、VOGTエレクトロリック・de・メキシコの2つの製造子会社があるが、SMXの製造品目を中国に移管し製造業務を終結して清算する。これにより、北米の製造子会社は1社となる。
 
このほか、現在SAIは特定子会社に該当しているが北米事業の再編で、SAIは販売事業、製造事業をともにグループ会社に譲渡し、全事業を終結、その後解散および清算する予定。SAIは特定子会社に該当しなくなる。

《レスポンス編集部》

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