4日に発表されたホンダの新型『アコード』は、先代よりもおよそ100万円も値段が引き上げられた。車格の向上を果たし、よりプレミアムな方向へと商品価値を高めたモデルとなる。
身体も値段も大きくなったアコードだが、質感と価格とのバランスという視点からみると、8代目はハイバリューなクルマだと主張する声もある。
同社第3商品開発室の山口隆氏は、「先代と比べて、装備のありなしでいうと下のグレードはむしろ安いんじゃないか。上のグレードはちょっと高いと思われるかもしれない。売れ筋はやっぱり真ん中のグレードとなると思う」と語る。
ベースグレードの価格を比べると、BMW『3シリーズ』よりも160万円ほど安いアコード。この価格は欧州プレミアムセダン市場に食い込むアドバンテージのひとつとなるだろう。