12日午後、福井県越前市内の県道を走行していたワゴン車（介護タクシー）と、交差道路を進行してきた乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で双方のクルマは中破。ワゴン車に同乗していた73歳の男性が死亡している。
福井県警・越前署によると、事故が起きたのは12日の午後1時25分ごろ。越前市杉崎町付近の県道を走行していたワゴン車（介護タクシー）と、交差する市道を進行してきた乗用車が出会い頭に衝突した。
双方のクルマは中破。ワゴン車の後部荷室に固定された車いすに乗っていた73歳の男性が全身を強打。近くの病院に収容されたが、胸部大動脈破裂を原因とした出血性ショックで死亡した。ワゴン車を運転していた48歳男性と、乗用車を運転していた29歳女性にケガはなかった。
現場は片側1車線で、信号機の無い交差点。一時停止義務は乗用車側にあったという。警察では自動車運転過失致死容疑で双方の運転者から事情を聞いている。
