ホンダ年末会見 生産能力増強計画を見直し…寄居新工場の稼動は1年延期

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ホンダ年末会見 生産能力増強計画を見直し…寄居新工場の稼動は1年延期
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ホンダ福井威夫社長は、年末社長会見で、国内外で生産能力増強計画を見直すと発表した。世界的に自動車需要が低迷しているため。

現在、建設中の新工場の寄居工場は、2010年に稼働する予定だったが、稼動開始時期を1年以上延期する。
 
寄居工場の新設に伴って建設中の小川エンジン工場は、当初の予定通り2009年7月から、段階的に生産を立ち上げる。まずエンジンの鋳造から加工までのプロセスを担い、エンジン部品を国内外の生産拠点に供給していく。
 
軽自動車を生産する八千代工業四日市製作所の新工場も当初計画の2010年本格稼働から1年強延期する。
 
海外でもトルコでは2009年半ばに、インドでは2010年に計画していた四輪車の生産能力拡大時期を延期する。これら国内外の工場で、生産開始時期の見直しを行う一方で、「柔軟な生産体制の熟成」を徹底して行い、今後予測される変化を最小限の影響で乗り切っていくフレキシブルな体質にする。
 
また、現在鈴鹿製作所で生産している『ストリーム』は、2009年1月から稼働率が悪化している埼玉製作所に移管する。さらに来年春から、米国、カナダ向け『フィット』を、鈴鹿製作所に加え埼玉製作所でも生産する。

《レスポンス編集部》

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