ホンダは、年末社長会見で新興市場などで需要が見込まれるスモールカー戦略を強化すると発表した。
モータリゼーションの進む新興国市場での顧客の強い要望に応えるため、『フィット』より下のカテゴリーに属するAセグメントのスモールカーを2 - 3年後の発売を目指して開発する。
また、スモールカー領域での商品力を強化するため、「小型ディーゼルエンジン」の開発も進める。インドなどの新興市場では燃費の高いディーゼルエンジン需要が強いのに対応する。
一方、ハイブリッドモデルやスモールカーに資源を集中させるため、米国・日本に投入を予定していた中・大型ディーゼルエンジンの投入時期は延期する。