環境省、太陽光発電を直接リチウムイオン電池に蓄電した電力の利用に成功
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このプロジェクトは東北大学大学院環境科学研究科の田路和幸教授を研究代表者として、NECトーキン、住友商事、積水ハウスらの協力により進められている。
システムは、直流電力/交流電力(AC)の変換を2回行う従来型の太陽光発電システムとは異なり、DC/AC変換をしないため、エネルギー利用効率を飛躍的に高めることができる。
例えば、1kW程度の小型太陽光発電パネルと省電力家電のDC化で4時間利用した場合、家庭内のCO2排出量を約40%削減することが可能となる。
今後、家庭内の微弱電力の蓄電を含め、家庭電力の自給自足が可能となり、電力使用によるCO2排出量をゼロにできる可能性もある。また、家庭内での効率的な太陽光の蓄電が実現したことで、小電力家電のDC化やDC電圧の標準化も期待される、としている。
《レスポンス編集部》