【デトロイトモーターショー09】メルセデスベンツ SLR に究極のスピードスター

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトモーターショー09】メルセデスベンツ SLR に究極のスピードスター
【デトロイトモーターショー09】メルセデスベンツ SLR に究極のスピードスター 全 8 枚 拡大写真

ダイムラーは19日、メルセデスベンツ『マクラーレンSLR』の最終モデル、「スターリングモス」を公開した。ウインドスクリーンのない専用設計のフルオープンボディを採用。最高速度350km/hの性能を持ち、わずか75台が限定生産される。

【画像全8枚】

モチーフとなったのは1955年のミッレミリアで優勝を果たした伝説のマシン、『300SLR』。その時のドライバー、スターリング・モスの名前が限定車に冠された。この限定車は既存のSLRのエンジン&シャシーをベースにしながらも、ボディは完全新設計。とくに軽量なフルカーボンボディを採用している点が注目できる。

ドライバーの正面にはウインドスクリーンがなく、サイドウインドウもない構造。小さなドアはガルウイング方式で上方に開く。そして、ドライバーの後方にはツインドーム…、と300SLRの特徴が見事なまでに再現されている。

エンジンは2008年10月に発表された「722エディション」と共通。AMGの手による5.5リットルV8スーパーチャージャーは、最大出力650ps、最大トルク83.6kgmを発生する。この強心臓が722エディションよりも約300kg軽いフルカーボンボディと組み合わせられるのだから、動力性能は推して知るべし。

0-100km/h加速は722エディションよりも0.2秒速い3.5秒、最高速度は15km/h上回る350km/hに到達する。乗員は当然、ヘルメット着用が必須となるだろう。カーボンセラミックブレーキ、格納式のエアブレーキも標準装備。サイドマフラーはSLRとは異なり、エンジンすぐ横のフェンダーに配置される。

SLRスターリングモスは2009年1月のデトロイトモーターショーで正式公開。2009年6月から英国のマクラーレン工場で生産される。価格は75万ユーロ(約9000万円)程度になるという。また、この限定車をもってメルセデスベンツとマクラーレンの市販車生産プロジェクトは終了。SLRの有終の美を飾るスピードスター、限定75台はコレクターズアイテムとなることが予想される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリス クロス』に改良新型、新グリルとLEDヘッドランプで表情刷新…欧州発表
  2. 「フル電動軽自動車は普通の軽自動車になった」担当者談…日産『サクラ』改良新型まで
  3. 経営再建が続くジャパンディスプレイに大きな動きが!…今週のビジネス記事ランキング
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、インテリアを先行公開…4月20日ワールドプレミアへ
  5. パナソニック「選択と集中」加速、自動車用ミラー大手の子会社売却、車載機器事業から撤退へ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る