【D視点】ホンダデザインの挑戦?…フリード

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】ホンダデザインの挑戦?…フリード
【D視点】ホンダデザインの挑戦?…フリード 全 27 枚 拡大写真
1
受け狙い?

ミニバンが主流の時勢、コンパクトカーでは物足りなくなった人にぴったりのコンパクトミニバン、ホンダ『フリード』が発表された。コンパクトとは言ってもミニバンなのでボリュームはあるいっぽう、従来のミニバンがこの程度の大きさになると、道路などの環境改善にも貢献できるので共感する人も多そうだ。

ホンダとしては最小のミニバンだが、『エリシオン』、『ステップワゴン』に次ぐ背の高さで、室内の広さに不満はない。低く尖がったフロントフェンダーに対して絶壁のようなリアビューをもつモノフォルムデザインは、アンバランスで奇異だが確実に目立つ。

『エディックス』と共通する乗用車ライクのワイドで精悍なフロントビューと、スピード感溢れるリッチなサイドビューやリアビューのデザインは、1クラス上の見栄えを実現している。

しかし、しばらく見るうちに、ホンダらしいシンプルな多面体構成のフロントに対して、サイドやリアビューが、西独や日本の他カーメーカーと似たラインとインバースによる構成であることに気づく。これまでのホンダとは異質なデザインで、新たな挑戦なのか安直な受け狙いなのかは、今後発表されるモデルとの整合性によって明らかにされるが、挑戦であることを願いたい。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る