愛知県、交通事故死亡者数ワースト…4年連続を返上できず

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愛知県警交通部のまとめによると、愛知県内の2008年の交通死亡者数は276人。一昨年より12人減少したものの、4年連続全国ワーストとなった。

発生状況を地域別でみると、名古屋市の73人を筆頭に、西三河地域(岡崎市、碧南市、刈谷市、豊田市など)の64人、次いで西尾張地域(一宮市、津島市、稲沢市など)の45人などとなっている。大都市と自動車産業集積地での交通死亡事故が顕著だ。

また、東三河地域(豊橋市、豊川市、蒲郡市など)は07年より11人死亡者を増やし44人。愛知県全体を引き上げる結果となった。

同県死亡事故の特徴は12月に向かって件数が伸びることだ。07年、08年ともに年の瀬が押し迫るごとに死亡事故が増えた。08年は、9月までは毎月30人未満の死亡事故で抑えられていたが、10月に30人、11月に33人、12月に44人と年末に向けて交通事故死亡者数を伸ばした。

愛知県は、県単独の死亡者数では4年連続で減少しているにも関わらず、全国ワーストを続ける残念な結果となる。

人身事故の発生件数は5万2613件と約5%減少している。

《中島みなみ》

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