【ホンダ アコード 新型】欧州はクルマを鍛えるいいフィールド

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【ホンダ アコード 新型】欧州はクルマを鍛えるいいフィールド
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ホンダが発売した新型『アコード』の開発責任者 池上博之氏は、3代続けて欧州アコードの開発責任者を務めてきた。8代目アコードを作り終えた感想を「いいクルマ作りが出来たと思う。欧州市場はクルマを鍛えるという点できわめていいフィールドです」と語る。

池上:「先々型にあたる6代目のときに日、欧、北米の3市場向けにそれぞれ専用のモデルを作ったのですが、そのときの欧州専用モデルの経験をふまえて先代の7代目モデルを作った時、これはいいクルマだということで、日本向けアコード、アメリカでもアキュラ『TSX』として販売することになった」

池上:「欧州、北米ではBMWやアウディなどとの競合が必至でしたが、そのことがより高いレベルのクルマ作りにつながった」

池上:「8代目となる新型については、今できる最高のことがやれたと思っています。もちろんこれが究極のプレミアムDセグメントだとは思いません。クルマの進歩は今も日進月歩。今日、また明日と、日々新しい技術が生まれています。より高いレベルのクルマ作りへのチャレンジは、すでに始まっています」

池上:「が、(新型では)ドライバーが意のままにクルマをコントロールすることができ、市街地でも高速でも等しく静粛性の高さ、滑らかな乗り心地が提供され、内外装の質感、触感など仕立ての良さを味わえるクルマであるという自信は十分にあります」

池上:「一人でも多くのユーザーの方々に、新型アコードの味わいを実際に体感していただきたいと思います」

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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