エコ自動車アンケート…電気自動車に関心集まる

エコカー 燃費
エコ自動車アンケート…電気自動車に関心集まる
エコ自動車アンケート…電気自動車に関心集まる 全 1 枚 拡大写真

Alibaba JAPAN」を運営するアリババは、2008年12月9 - 11日の3日間、全国の自家用車を保有している20代から50代の男女に対して「エコ自動車」に関するインターネット調査を実施、計300名の回答をまとめた。


環境に最も良いとイメージする自動車を聞いたところ、トップは「電気自動車」で41.7%、2位は「ハイブリッドカー」26.0%、3位「水素自動車」23.7%となった。性別で見てみると、1位は男女ともに「電気自動車」となったが、男性の2位は「水素自動車」、3位が「ハイブリッドカー」となったのに対し、女性は2位「ハイブリッドカー」、3位「水素自動車」となった。

電気自動車の認知については、全体では「知っており、内容も理解している」が66.3%、「名前を聞いたことがあるが、内容は理解していない」が32.7%となり、ほぼ全回答者が電気自動車を「知っている」ことが分かった。男女差で見ると、「知っており、内容も理解している」は男性の84.0%に対し、女性は48.7%にとどまった。

電気自動車を知っていると答えた人に、知っている電気自動車の車種名を挙げて複数回答で聞いたところ、トップは三菱『i MiEV』42.4%、続いてスバル『R1e』16.5%、日産『でんきキューブ』11.1%となった。また、具体的な車種名を「知らない」との回答が48.0%あった。


電気自動車への関心有無を尋ねたところ、「とても関心がある」18.0%、「やや関心がある」45.7%となり、6割強が電気自動車に「関心がある」ということが明らかになった。

電気自動車に関心がある回答者に電気自動車のイメージを複数回答で聞いたところ、トップは「環境にやさしい(二酸化炭素を放出しない)」78.5%、2位「静かな(騒音が出ない)」75.4%となったが、次に「充電において不便な面(充電時間がかかるなど)がある」69.6%と「価格が高い」66.5%が続いた。


電気自動車を購入したいと思っている人に、購入する場合、どの程度の値段のものを購入する、または購入したいと思うかを聞いたところ、最も多い価格帯は「150万 - 200万円未満」24.7%、次に「100万 - 150万円未満」20.0%となった。

また、電気自動車の開発に最も期待するメーカーには、トップが「トヨタ」39.8%、2位は「ホンダ」19.9%、3位「三菱」8.9%という結果になった。さらに選んだ理由を聞いたところ、トヨタは「ハイブリッドカーで実績がある」「世界のトップメーカーだから」、ホンダは「好きなメーカーだから」「技術力がある」、三菱は「TVCMでよく見る」「一番進んでいる感じがする」などの意見が見られ、TVCM等を通じたブランドイメージの浸透が回答者に影響を与えている様子が伺える結果となった。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  2. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  3. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  4. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
  5. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  6. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  7. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  8. ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
  9. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  10. 春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
ランキングをもっと見る