為替相場が一転、円安ドル高に…自動車株も上昇

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年明けの為替相場が円安ドル高で推移している。これにより自動車など輸出関連銘柄の株価が上昇している。為替相場が一転して円安・ドル高で動いている背景には、20日に発足する米国のオバマ新政権の経済対策への強い期待感があるようだ。

7日の東京外国為替相場は午後4時時点で前日比23銭の円安ドル高となる1ドル93円76-79銭前後で推移した。昨年12月には一時、1ドル87円25銭まで進んだ円高だが、1月は5日から3日連続で円安となった。

為替の円安により、同日の自動車株はトヨタ自動車が前日比150円高の3200円をつけるなど、自動車メーカーや部品メーカーの株価が上昇した。

世界金融危機を背景にした急激な円高ドル安により、今期は大幅な業績悪化を見込む国内の自動車メーカー。だが、このまま円安が進めば、業績にもプラス材料になる。

ただ、投資家の円売り・ドル買いには、オバマ政権への過度な期待もあると見られ、円安傾向がこのまま続くかは不透明だ。

《編集部》

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