ポルシェ自動車ホールディングは5日、フォルクスワーゲンの株式の半数を超える50.76%を取得した。この結果、間接的にスウェーデンのトラックメーカー、スカニアも支配下に置くことになった。
スウェーデンの法令ではこのような場合、ポルシェはスカニアの買収を提案しなければならない。すなわちポルシェは、スカニアを直接の子会社にするように買収提案をしなければならない。
買収の最低額は、ポルシェがVW資本の過半数を得たことが公表される直前の、20日間の株価の加重平均を元に定められる。
ポルシェは、スカニアに戦略的な興味を持っていないことを明らかにしており、スカニアの株式を取得するつもりはないとしている。