【デトロイトモーターショー09】ダッジからEVスポーツカー

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトモーターショー09】ダッジからEVスポーツカー
【デトロイトモーターショー09】ダッジからEVスポーツカー 全 7 枚 拡大写真

クライスラーグループは11日、ダッジ『サーキットEV』を発表した。最大出力268psのモーターを搭載。0-96km/h加速5秒以下という、ゼロエミッションのスポーツカーだ。

【画像全7枚】

クライスラーは2008年9月にダッジ『EV』というコンセプトスポーツカーを披露。英国ロータス社の軽量シャシーに独自デザインのボディを載せたものだが、今回のサーキットEVはこのダッジEVの発展形である。

車名の通り、サーキットEVは本格的なスポーツ走行が可能な電気自動車。そのスタイリングはダッジブランドらしいアグレッシブな雰囲気だ。ボディサイズは全長3900×全幅1714×全高1150mm、ホイールベース2330mm。『バイパー』をふた回りコンパクトにしたような2シータースポーツカーだ。

注目のパワーユニットは最大出力268psを発生する強力なモーター。電力はリチウムイオンバッテリーから供給され、0-96km/h加速5秒以下、最高速度193km/h以上というパフォーマンスを発揮する。

また、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、最大航続距離は241-322kmと高い実用性を獲得。充電はボディ後部のプラグに家庭用の110Vコンセントを差し込んで行い、220Vコンセントなら半分の時間でチャージが完了する。

タイヤサイズは前195/45ZR17、後ろ235/40ZR18で、後輪を駆動。ドライバーは車体中央に着座する理想的なバランスを実現している。

すでに米国にはテスラ『ロードスター』というEVスポーツカーが存在する。ダッジ・サーキットEVが市販されれば、テスラの強力なライバルになりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る