トラブルの相手をボンネットに乗せ暴走 78歳を逮捕

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8日午前、東京都世田谷区内の区道で、路上駐車をしていた運転者に注意していた男性がこのクルマにはねられる事故が起きた。クルマは男性をボンネットに乗せたまま約1km走行。警察は運転していた78歳の男を殺人未遂の現行犯で逮捕している。

警視庁・北沢署によると、事件が起きたのは8日の午前10時45分ごろ。世田谷区北沢2丁目付近の区道で、路上に違法駐車していたクルマを運転する男に対し、65歳の男性が注意したところ、激しい口論に発展。男は男性が前方に立っているにもかかわらず、クルマを急発進。はねられた男性はボンネットの上に乗っかる状態となった。

クルマは加減速や蛇行を繰り返しながら約1km(約10分間)に渡って走行。通行人から「ボンネットに人が乗ったままの状態でクルマが走行している」という通報が相次ぎ、同署で捜索を開始。世田谷区代沢付近でクルマを発見して強制抑止。運転していた78歳の男を殺人未遂の現行犯で逮捕した。男性にケガはなかった。

調べに対して男は「殺すつもりはなかった」、「ワイパーをつかまれたので、引き離そうと思ってクルマを発進させた」などと供述しているという。クルマは40-50km/hで走行。男性はこの間、ワイパーやフロントガラスにしがみついていたという。

男性は「男はクルマを止めようとしなかった」、「振り落とされるかと思った」などと相反する証言をしているため、警察では双方からさらに事情を聞いている。

《石田真一》

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