トヨタ系 中堅部品メーカーも今期最終赤字に

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トヨタ系の部品メーカーの東海理化と愛三工業は13日、2009年3月期の業績見通しを下方修正し発表した。生産数量の減少や投資有価証券の評価損などにより、連結最終損益がともに赤字に転落する。トヨタの生産減の影響が中堅部品メーカーにも拡がってきた。
 
東海理化は、売上高が従来予想の3920億円から500億円減の3420億円になる。売り上げの減少と円高、投資有価証券の評価損を計上し、連結最終損益は23億円の赤字に。従来は125億円の黒字を予想していた。単体の最終損益も従来予想の38億円の黒字から67億円の赤字となる。

愛三工業も連結最終損益が従来予想の21億円の黒字から18億円の赤字に。売上高は従来予想の1760億円160億円減の1600億円にとどまる。単体は最終損益が13億円の赤字となる。

昨年末にトヨタが今期連結営業赤字の見通しを公表してから、トヨタ系ではデンソー、アイシン精機などトヨタグループ各社が業績予想を相次いで下方修正している。

《編集部》

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