ホンダは11日、デトロイトモーターショーで新型『インサイト』の市販仕様を初公開した。追加写真からは、新型のカラーバリエーションや「エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム」(エコアシスト)などの注目装備を見ることができる。
ホンダのIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)は、1.3リットル直4エンジン(88ps)とモーター(13ps)の組み合わせ。トヨタ『プリウス』のようにモーター単独での走行モードを持たず、モーターはエンジンをアシストする存在だ。
新型のボディカラーはシルバー、ブルー、レッド、グレーなどを用意。北米仕様は「ベースグレード」と上級の「EX」の2タイプを設定し、「EX」には、「ベースグレード」に対して、アルミホイール、クルーズコントロール、6スピーカーオーディオ、パドルシフト、VSA(ヴィークル・スタビリティ・アシスト)が追加装備される。
現地価格はベースグレードで2万ドル(約180万円)前後が予想されており、日本でも190万円台からの戦略的プライスが見込まれている。新型の発売は日本が2月上旬、米国が4月だ。