ホンダアクセスのハイパフォーマンス志向のコンセプトモデル『スポーツモデューロS2000コンセプト』が、東京オートサロン2009内で開催された「東京国際カスタムカーコンテスト2009」のコンセプトカー部門で最優秀賞を受賞した。
「スポーツモデューロS2000コンセプト」のエクステリアは、200回以上もの風洞実験を重ね、オープン・クローズのどちらの状態でも最適な空力バランスを整えるデザインとし、有機的面を重ね合わせたような前後のエアロパーツが違和感なく組み合わされている。風洞実験では1/4スケールのモデルと、実際のテスト車などによって行なわれた。
またインテリアは、オープン時でも高い視認性を実現する有機ELディスプレイをスピードメーターに採用。スポーツモードとノーマルモードの2つのメーターデザインを用意。ノーマルモードでは燃料消費量に応じてメーターパネル全体が黄色、または赤く点灯する。
さらにスポーツモードでは設定した回転数でメーターパネルが黄色、もしくは赤くフラッシュし、ドライビングに集中しながらエンジンの回転数などを間接的に把握することができる。燃費運転とアグレッシブなドライビングの双方に高い視認性を与える機能だ。
さらに、前後車重のベストバランスを目指し、ホイールサイズを前17インチ、後18インチとし、FRドライブの走行安定性などを最適化しているなど、ワークス並みに手が及んでいるところが印象的だ。