旭テック、旧工場の跡地を遠州鉄道に売却

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旭テックは、菊川市にあった旧工場の跡地を遠州鉄道に売却すると発表した。土地を売却し、資金化することで資産の効率化を図る。売却価格は12億7300万円。

同社の本社・菊川事業所の東側約半分は、旧工場を2000年に豊川事業所へ集約して以来、遊休地となっていた。売却する土地の面積は3万7809平方mで、現在は一部を駐車場や倉庫として使用していた。更地にしてから今年12月に引き渡す。

土地の売却で、旧工場解体費用として2010年3月期に1億3900万円を特別損失として計上する予定だが、法人税繰延税金負債の戻入れで3億8500万円が見込まれ、これらの影響で当期純利益は2億4600万円増加する見通し。

《レスポンス編集部》

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