「走り屋狩り」と称して集団暴行

自動車 社会 社会

神奈川県警は19日、神奈川県相模原市内の国道20号などで「走り屋狩り」と称し、主にスポーツタイプのクルマを襲撃していたとして、同市内に在住する19歳の少年を暴力行為法違反(集団暴行)容疑で逮捕した。共犯5人がすでに逮捕されている。

神奈川県警・少年捜査課によると、6人は2008年11月23日未明、相模原市相模湖町千木良付近の国道20号を走行中の乗用車に対し、バイク4 - 5台を連ねて道を塞ぐなどして強制的に抑止。運転していた23歳男性が飲食店駐車場にクルマを乗り入れたところ、これを集団で包囲し、「お前ら、うるさいわ」などと因縁をつけ、執拗な殴打を加えた疑いがもたれている。

付近ではスポーツタイプのクルマが少年の集団に襲撃される事件が頻発。現金などを奪われるケースもあった。警察では周辺での捜査を行った結果、「走り屋狩り」と称してドライバーを襲撃している少年グループの存在を確認。これまでにメンバー5人を強盗や傷害の容疑で逮捕し、集団暴行を指示する立場にあったものの、足取りがつかみにくかった19歳少年を最後に逮捕した。

6人は同じ中学や高校の同級生。容疑を大筋で認めているという。付近ではこれまでにも同様の事件が発生しており、これらとの関連も調べる方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  3. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  4. BMW「ノイエクラッセ」最初のモデル、『iX3』新型は10月末から量産開始
  5. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る