対面通行区間での正面衝突、双方の運転者を書類送検

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昨年8月、茨城県つくば市内の圏央道(対面通行区間)で発生した乗用車と中型トラックの正面衝突事故について、茨城県警は20日、速度超過が事故の主因と判断し、双方の運転者(乗用車側は死亡)を自動車運転過失致死傷容疑で書類送検した。

茨城県警・高速隊によると、問題の事故は2008年8月5日の午後3時10分ごろ発生している。つくば市大井付近の圏央道(つくば牛久 - 牛久阿見インターチェンジ間)の対面通行区間を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた中型トラックと正面衝突した。

乗用車は押し出され、ガードレールにも衝突して大破。運転していた54歳の男性が死亡したほか、同乗していた男性3人も車外に投げ出されて死亡している。トラックを運転していた51歳の男性と、同乗していた男性は打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。警察では事故原因を調べてきたが、双方とも70km/h以上の速度で進行していた可能性が高くなった。事故は乗用車側のハンドル操作ミスが主因と考えられるが、トラック側も速度を出していたために回避が遅れたと判断。双方を自動車運転過失致死傷容疑で書類送検することを決定したという。

《石田真一》

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