逆走の86歳、高速道路走行の認識なし

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21日午後、福井県福井市内の北陸自動車道下り線で、86歳の男性が運転する乗用車が約3kmに渡って逆走するトラブルが起きた。正面衝突を避けようとした順走車が路外に逸脱し、ガードレールに接触する事故が起きている。

福井県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午後2時5分ごろ。福井市上河北町付近の北陸自動車道下り線で、1台の乗用車が上り方向へ逆走しているのを高速道路会社のパトロールカーが発見した。

職員が停止指示を出して逆走中のクルマを抑止。運転していた86歳の男性を保護した。この男性にケガはなかったが、発見の直前に逆走車を避けようと急ハンドルを切った順走車が路外に逸脱。ガードレールに接触する単独事故を起こし、28歳の女性が軽傷を負っていたことが後に判明している。

警察では男性から逆走に至った経緯を聞いているが、男性は「高速道路に入ったという自覚はない」、「自宅に向け、一般道を走っていると思っていた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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