日産とNEXCO西日本、道路情報提供システムを共同研究…逆走事故防止など

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日産とNEXCO西日本、道路情報提供システムを共同研究…逆走事故防止など
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日産自動車とNEXCO西日本は、安全・快適に高速道路を利用するため、情報提供システムの強化・補完を図ることを目的にIT(情報技術)などを活用した道路情報提供システムに関する共同研究を開始すると発表した。

共同研究では、カーナビゲーションシステムや携帯電話の普及と多機能化により、GPS、詳細地図機能を活用して逆走などによる交通事故防止のための注意喚起や、テレマティクス(通信情報技術)を活用して、事故・渋滞の原因となる長い下り坂・上り坂での速度注意について研究開発する。

プローブ(渋滞情報)データの活用による走行支援の充実についての研究も行う。

西日本地域の高速道路を運営するNEXCO西日本では、高齢化社会が進む中で自動車の逆走が顕在化してきていることを受け、2008年5月に逆走事故防止に向けた社内プロジェクトチームを立ち上げ、自動車メーカーなどとITなどを活用した共同研究の可能性を検討してきた。

日産では、日産車がかかわる死亡重症事故を2015年度に1995年度比で半減するという目標を掲げ、SKY(スカイ)プロジェクトを通した、交差点出合頭事故の低減を目的とする道路インフラと協調した路車間通信システムの開発、歩行者が所持するGPS携帯電話とクルマとの通信によりドライバーへの歩行者存在情報提供システムの大規模実験実験など、ITS(高度道路交通システム)を活用した幅広い事故低減の取り組みを行なっている。

今回、高速道路会社と自動車メーカーの両社が、共同研究することで、効果的な交通事故防止策や道路情報提供システムの高度化を図る。

《レスポンス編集部》

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