パワーは風と太陽光…米国高校生の夢のレーシングカー

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パワーは風と太陽光…米国高校生の夢のレーシングカー
パワーは風と太陽光…米国高校生の夢のレーシングカー 全 6 枚 拡大写真

米国のRORMaxxオートモーティブ社は、『フォーミュラAE』のイメージ画像を公開した。風力と太陽光を動力源にした電気自動車で、0-96km/h加速4秒以下、最高速250km/hのパフォーマンスを発揮するという。

【画像全6枚】

RORMaxxオートモーティブ社はカリフォルニア州の超難関中高一貫私立高、ハーバード・ウェストレイク高校の学生2人が設立したベンチャー企業。会社名はRory Handel君とMaxx Bricklin君の名前に由来している。2人とも弱冠18歳だ。

フォーミュラAEは学生としては世界初の風力を使ったレーシングカー。ボディにはフロントフードに2か所、ボディサイドに2か所の合計4か所の大型エアインテークを採用。走行中、その中のファンを風力で回転させることでタービンを動かし、発生した電力をウルトラキャパシティに蓄える。

さらに、ルーフには軽量、超薄型のソーラーパネルを装着。ここで得られた電力もウルトラキャパシティに蓄えられる。ウルトラキャパシティの電力はモーターへ送られ、0-96km/h加速4秒以下、最高速250km/hの動力性能を実現しているという。

発進時はバッテリーから電力を供給。2次電池はリチウムイオンで最大航続距離は約320kmの性能を持つ。レースなど過酷な使用条件でも、約1時間は全開走行ができるポテンシャルを秘めているという。充電時間は約90分と短いが、開発中のバッテリーでは充電時間をさらに短縮し、わずか6分を目標に掲げている。

アルミとスチールを組み合わせた強靭なフレームに、軽量高剛性なコンポジットファイバー製ボディを載せたフォルムはレーシングカーそのもの。フォーミュラAEは競技に参加することはあっても、市販する計画はないとのことだ。

今夏、2人の夢が現実となり、完成車が披露される予定。高校生の未来的なアイデアは、環境対応技術が欲しい米国ビッグ3など、自動車メーカー各社の注目を集める可能性がある。

《森脇稔》

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