富士重工業(スバル)が発表した2008年の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比5.4%増の61万6497台となり、2年ぶりにプラスとなった。
国内生産は同10.3%増の52万4916台と、2ケタのプラスとなった。2007年末にフルモデルチェンジした『フォレスター』が通年で寄与したほか、新型車『エクシーガ』も加わったため。
国内販売は同8.4%減の20万6743台と前年割れとなった。登録車の販売はフォレスターやエクシーガ、『デックス』の効果で微増となり、5年ぶりにプラスとなったが、軽自動車が落ち込んだ。
輸出は同30.3%増の32万6492台と好調で過去最高だった。フォレスターが伸びたほか、欧州向けの水平対向ディーゼルエンジン搭載の『レガシィ』が好調で、8年連続でプラスとなった。
海外生産は同16.1%減の9万1581台と大幅に落ち込んだ。