三菱ふそうトラック・バスは、交通事故低減を目的とした安全運転システムを搭載した「FUSO ASV-4」を開発、官民合同組織「ITS推進協議会」が実施する、大規模公道実証実験「ITS-Safety2010」に参加する。
FUSO ASV-4は、大型トラック『スーパーグレート』をベースに、アクティブセーフティ(予防安全)・パッシブセーフティ(衝突安全)の両面から高い安全性を追求した先進安全車両。
今回、安全運転を支援するため、電波によるクルマとクルマ間の通信(車車間通信)、光ビーコンなどによる道路とクルマ間の通信(路車間通信)などを用い、運転者への注意喚起を行う各種システムを搭載した。
同社は、FUSO ASV-4を開発して実証実験に参加し、交通事故低減のための効果について定量的な測定を行うとともに、各種装置の実用化に向けた研究開発を行う。