25日午前、愛知県岡崎市内の東名高速道路下り線で、車線変更してきた乗用車が中型トラックの後部に追突。押し出されたトラックが側壁に衝突し、この弾みで横転する事故が起きた。双方の運転者が重傷を負っている。
愛知県警・高速隊によると、事故が起きたのは25日の午前9時35分ごろ。岡崎市保母町付近の東名高速道路下り線で、第2車線から第1車線へ車線変更してきた乗用車が、第1車線を走行していた中型トラックの後部に追突した。
運転していた27歳の男性が追突時にハンドルを左へ切ったためか、トラックは道路左側の側壁に激突。その弾みで横転し、運転していた男性は車外に投げ出されて全身を強打。近くの病院に収容されたが、意識不明の重体。乗用車も大破し、運転していた40歳の男性は骨折などの重傷を負った。
現場は片側2車線の緩やかな左カープ。追突してきた乗用車はフェラーリで、車体損傷の状況から追突時の速度が130km/hを上回っていた可能性もあるという。