クラリオン、生産拠点集約など…3000人以上削減へ

自動車 ビジネス 企業動向

クラリオンは、国内外のグループ要員数を1万2000人規模から2010年3月末を目途に9000人以下と、3000人以上削減するなどの「緊急構造改革」を実施すると発表した。

国内の具体的な施策としては、非正規社員契約満了後再契約の抑制や選択定年制度などで人員を削減する。加えて、役員報酬カット、管理職給与カットを実施する。

生産体制に関しては、売上減に伴い全世界グループ生産能力の30%スリム化を図る。具体的には、2010年12月を目途に水戸生産拠点を郡山生産拠点に統合し、国内1拠点体制とし、タイ新工場の建設を延期すると同時に、既存海外生産拠点の閉鎖・再編を進める。さらに、国内に分散している事業所・拠点を集約する。

自動車メーカーの減産に対応するため、国内外生産拠点での臨時休業、生産ライン休止、操業時間短縮を実施しているが、来期以降も、生産拠点の再編とともに生産量を調整する。

世界経済の減速、自動車販売・生産の大幅減少による経営環境の変化に対応するため、今後成長が期待できる分野、事業領域に経営リソースを集約するとしている。

《レスポンス編集部》

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