出光と伊藤忠テクノ、決算事務代行業務など合弁事業化

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出光興産は、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の子会社であるCRCアイ・パートナーズ(CRCi)に資本参加し、石油販売会社向け決算事務代行業務、POS計算処理サポート業務、コールセンター業務をCTCと合弁事業化すると発表した。今後、2009年4月をめどに合弁事業開始に向けて、具体的な協議を進める。

出光は、従来から石油業界の競争激化に伴い系列石油販売会社の経営力強化の一環として、POSシステムを核とした決算事務代行業務サービスやコールセンター業務サービスを提供してきた。系列石油販売会社の決算事務業務コストの低減を図り、サービスステーションの販売・営業に経営資源を集中させるため。

一方、CTCは、出光からPOSシステムの構築、POS計算処理に関するサポート業務を受託し、ITインフラ構築とPOSの安定運用を担ってきた。

今回、出光は従来から系列石油販売会社に提供していた決算事務代行業務サービス、コールセンター業務をCTCの子会社であるCRCiに全面移管し、CTCもPOS計算処理のサポート業務をCRCiに移管する。両社のノウハウと人的リソースを結集して各サービスの連携の高度化を図ることで、アウトソーシング事業の拡大、品質の向上を図る。

これに伴ってCRCiは4月1日付けで第三者割当増資を実施し、出光が50%の出資を引き受ける。合弁会社の新社名や代表者など詳細は、4月1日の事業開始に向けて両社協議の上、決定する。

《レスポンス編集部》

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