【新聞ウォッチ】「ストリートビュー」巡り、グーグル社が見解

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年2月4日付

●自動車事業拠点、日立が半減検討、時期や内訳示さず(朝日・9面)

●トヨタ関連4社営業赤字転落へ 09年3月期見通し(朝日・9面)

●中部空港社長トヨタ復帰へ(毎日・8面)

●住友化学が最終赤字(毎日・8面)

●グーグル「ストリートビュー」車ナンバー、表札も丸見え、中止要望相次ぐ(毎日・25面)

●いすゞも赤字転落、3月期6期ぶり、数百億円規模(産経・9面)

●三菱自元幹部ら上告(産経・27面)

●シャープ、初の営業赤字へ(日経・15面)

ひとくちコメント

駐車している車のナンバーや表札などが丸見えになるケースもあるグーグル社の「ストリートビュー(SV)」を巡り、「プライバシーの侵害では」などと懸念する声が上がっている。同社の日本法人の担当者は「今後、新たにサービスを始める地域の自治体には事前に説明する」との方針を明らかにしたという。

東京都情報公開・個人情報保護審議会が日本法人側から説明を求めたもので、きょうの各紙が取り上げている。ストリートビューは、車両で移動しながら街並みを撮影し地図と組み合わせた検索サービスで、居ながらにしてリアルな映像がインターネット上で映し出されることから「市場調査などのビジネスに活用できる」などの利点も多い。

しかし、筆者も小宅周辺を検索したところ、塀の内側まで鮮明に見えて、窓ぎわのデスクの前に座っている筆者の上半身の映像も浮かんだ。個人的には別に後ろめたいことはないが、塀の内側まで無断で覗き見されるというのは余り気分が良いものではない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る