【新聞ウォッチ】日産野球部も休部、ゴーン社長「今回の危機は経営ミスでない」

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【新聞ウォッチ】日産野球部も休部、ゴーン社長「今回の危機は経営ミスでない」
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年2月10日付

●日産、2万人削減、3月期予想、営業赤字1800億円(読売・1面)

●日産野球部休部へ、名門に合理化の波、陸上、卓球も(読売・25面)

●内閣支持下落14% 本社世論調査(朝日・1面)

●自動車総崩れ、大手10社09年3月期、軒並み減産・人員減(朝日・10面)

●バイオ燃料開発競争へ、新日石、トヨタなど研究組合設立、独自原料やコスト下げ急務(産経・9面)

●太陽電池、三洋、大阪に新工場(日経・1面)

●日産、成長戦略を一時中断、環境車開発は継続(日経・11面)

●「環境に配慮」トヨタ、12年連続首位 日経調査(日経・12面)

●節約生活「ハイブリッド車欲しい」産地研調査(日経・27面)

ひとくちコメント

「99年の危機は日産だけのものだった。しかし、今回の危機は自動車メーカー全般が抱えている問題である」と、今回、大幅な赤字に転落するのは自らの経営ミスによるものではないと強調する日産自動車のカルロス・ゴーン社長。

日産は09年3月期の連結決算が1800億円の営業幅赤字に転落する見通しで、世界のグループ全体で新たに約2万人(うち国内は約1万2000人)の従業員を削減すると発表した。きょうの読売と毎日が1面トップで報じるなど、各紙が大きく取り上げている。

「強気覆した三重苦」、ゴーン社長「今後予測困難」(毎日)、「日産赤字、環境対応に後手」(読売)などタイトルも衝撃的。しかも、業績悪化に伴う経費削減は労務費カットのほか企業スポーツ活動にも及ぶ。都市対抗野球大会での優勝実績もある硬式野球部をはじめ、陸上部、卓球部もすべて休止する。都市対抗野球といえば、毎日が主催者だが、そのスポーツ面には「栄光の日産までも」と日産のスポーツ活動の軌跡を綴っているのが恨めしい。

《福田俊之》

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