【ENEX09】電気自動車向け無線充電システム NEDO

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【ENEX09】電気自動車向け無線充電システム NEDO
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2月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される「ENEX2009 第33回地球環境とエネルギーの調和展」(主催:財団法人省エネルギーセンター)では、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)ブースにて、「電気自動車向け無線充電システム」の試作機が展示されていた。

同試作機は、マイクロ波を使用して電気自動車に非接触で充電するシステムで、プラグの抜き差しなどの手間を省けるなどのメリットがある。

電源は街の電柱などから電気を引っ張ることを想定して高圧線6.6kVとし、家庭用電子レンジなどで使用されている発振器(マグネトロン)などによって2.45GHzのマイクロ波に変換。地面側から送電されるマイクロ波を電気自動車が受け、再び電気エネルギーに変換され充電される。

NEDO担当者は、「これはあくまで研究用。将来はもっとコンパクトにして、マンホールのように地中に埋め込んで使用するなども想定している。電気自動車が普及するころ、3 - 4年後の実用化をめどに開発を進めている。設備費用は数万円という範囲でいければと考えている。10万円を超えると普及しないのではとも思う」と語っていた。

電気自動車への無線充電試験には、三菱、スバル、ダイハツも共同参画しているという。

《レスポンス編集部》

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