三菱重工、インドから80万kW超臨界圧蒸気タービン2基を受注

自動車 ビジネス 企業動向

三菱重工業は13日、インドのアンドラプラデシュ電力開発会社(APPDCL)向けに、出力80万kWの超臨界圧蒸気タービン2基を受注したと発表した。納期は2010年末。

インドの経済成長に伴う電力事情の逼迫を緩和するため、アンドラプラデシュ州電力会社(APGENCO)が出資するAPPDCLの石炭火力発電開発プロジェクトに納入する。
 
三菱重工は、インドの建設・重機械最大手であるラーセン・アンド・トウブロ(L&T社)と三菱電機の3社合弁で2007年に設立した蒸気タービン・発電機の製造・販売会社であるL&T-MHIタービン・ジェネレーターズ社へ蒸気タービンの機器の一部を納入。合弁会社で製造する初号機として今回納入する。発電機の機器の一部は、三菱電機が納入する。
 
今回の設備はインドの南東部、同州のクリシュナパトナムに立地する「クリシュナパトナム火力発電所」で稼働する。三菱重工では、今回の受注を弾みに、今後も多数の新規火力発電所建設が計画されているインド市場向けに、高効率の超臨界圧ボイラー・タービン設備の需要開拓に力を入れていく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る