旭テック第3四半期決算…営業赤字に転落 自動車需要不振で

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旭テックが発表した2008年4-12月期の連結決算は、原材料価格の高騰や10-12月期に急激に売上げが減少したため、営業損益が9億500万円の赤字に転落した。

売上高は、日本国内の建設機械部品の輸出や電力機器の送電工事に伴う需要増加があったものの、世界的な自動車業界の新車販売市場の冷え込みにより日本国内の二輪車の先進国向け輸出の減少、自動車・トラック需要の減少、客先での在庫調整による受注減、北米・欧州・アジアでの自動車需要の縮小や為替換算影響もあって前年同期比22.2%減の1868億5300万円と大幅減収となった。
 
経常損益は支払い利息の増加、為替差損の影響で85億3500万円の赤字となった。
 
当期損益は、米国子会社メタルダイン社の社債の公開買付け実施に伴う社債償還益、退職給付引当金戻入額を計上したことなどから147億7900万円の黒字に転換した。

《レスポンス編集部》

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