三菱グループ3社とAREVA、総合原子燃料事業会社を発足

自動車 ビジネス 企業動向

三菱重工業、三菱マテリアル、三菱商事の三菱グループ3社は、AREVAを加え、原子燃料の設計・開発から製造・販売までを一貫して行う新会社、総合原子燃料事業会社を合弁で発足させるため、17日に株主間契約書に署名した。

原子力発電の重要性が世界的に高まっていくことに対応、高品質な原子燃料の安定供給に寄与していくのが狙いだ。

今回の株主間契約締結は、昨年末の4社による基本合意を受けたもの。4社は今後、契約書に沿って、総合原子燃料事業会社の4月1日発足を目指す。
 
新会社は、茨城県東海村にある三菱原子燃料を承継、「総合原子燃料事業会社・三菱原子燃料」として加圧水型原子炉、沸騰水型原子炉用のウラン燃料、混合酸化物燃料、高温ガス炉用のウラン燃料を供給するほか、再転換役務などの関連サービスを提供していく。資本金は114億円で、出資比率は重工が35%、マテリアルが30%、AREVAが30%、商事が5%。
 
海外市場では、AREVAとは独立して、三菱PWR燃料で参入し、三菱燃料の海外事業の拡大を図っていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る