三菱自動車工業は27日、『ギャラン』、『デリカ』、『アウトランダー』の3車種で、チェックバルブに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2007年10月23日 - 2008年12月11日に製作された4万69台。
制動倍力装置の負圧を保持するチェックバルブの材料が不適切なため、エンジン停止後の駐停車中にバルブが閉じた状態で貼り付き、始動直後の低速走行中にブレーキペダルの操作力が増大するおそれがある。
全車両、チェックバルブを対策品と交換する。不具合発生件数は28件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。