【シトロエン C4 新エンジン】WRCベースのクーペも継続

自動車 ニューモデル 新型車
【シトロエン C4 新エンジン】WRCベースのクーペも継続
【シトロエン C4 新エンジン】WRCベースのクーペも継続 全 13 枚 拡大写真
シトロエン『C4』はマイナーチェンジを行い、これまで5グレードあったラインナップが3グレードに集約された。スポーティなクーペモデルも2グレードから、1グレードに減ってはいるものの継続設定されている。

プジョー・シトロエンジャポン広報部の吉田訓啓さんは「クーペは今までも販売比率的には約13%と低く、マイナーチェンジ以降はエンジンを1機種に絞ったこともあり、販売予想は約5%と低くなっています」

「ですが、クーペはWRCで活躍するC4のイメージを牽引してくれるモデルでもありますので、受注生産という形で継続設定いたしました」と語る。

マイナーチェンジモデルでは、自然吸気の1.6リットルエンジン&4速ATの「1.6VTR」だけになってしまったが、エンジンが新型に切り替わったことでクーペも走りの質を十分に高めている。クーペは2ドアになるが後席は意外なほど広く、実用性に関しても十分に考慮された設計となっている。5ドアの「エクスクルーシブ」と同じように、パノラミックガラスルーフが標準装備されているので室内の開放感も高い。

日本では3ドアハッチバックの人気は国産車も含めて低迷しており、販売的には芳しくはないと思われる。だが、クーペのスタイリングはセバスチャン・ローブがドライブするWRCマシンの「C4 WRC」に直結するものがあり、お洒落な雰囲気が先行するシトロエン車の中で唯一スポーティなイメージを感じさせてくれる貴重なモデルである。

今まで設定されていた180PSを発揮する2リットル&5速MT車が廃止されてしまったのは残念ではあるが、今後もクーペのスポーティなスタイリングが楽しめるのは嬉しいことといえる。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  3. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る