フェラーリは3日、ジュネーブモーターショーでフェラーリF1の最先端技術が注入されたレース専用車『599XX』を発表した。
フェラーリは2005年12月、『エンツォ』をベースにしたレース専用車、『FXX』を29台限定生産。このFXXにはF1マシンと同様のテレメトリーシステムが搭載され、サーキット走行中の細かいデータを収集。そのデータが、フェラーリの今後の新型車に反映されるという、新車開発プログラムの一端を担っていた。
フェラーリは599XXについて、「選ばれた顧客が参加できる技術工房的なものになる」と語っており、FXXと同様の新車開発プログラムになると見ていいだろう。