【ジュネーブモーターショー09】スマート フォーツーEV にブラバス仕様

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【ジュネーブモーターショー09】スマート フォーツーEV にブラバス仕様
【ジュネーブモーターショー09】スマート フォーツーEV にブラバス仕様 全 13 枚 拡大写真

ダイムラーは3日、ジュネーブモーターショーでスマート『フォーツー』の電気自動車、『エレクトリックドライブ(EV)』のブラバス仕様を公開した。2009年末に生産を開始する『フォーツーEV』のスポーツバージョンである。

ダイムラーは2008年9月、スマートブランドの誕生10周年記念式典を実施し、現行フォーツーのEV仕様を披露した。ダイムラーは2007年、初代フォーツーをベースにしたEVを100台試作。英国ロンドンで実用化に向けた実証実験を行ってきた。2代目フォーツーがベースのEVは、バッテリーをニッケル水素からリチウムイオンに変更し、さらに実用性を高めている。

今回のブラバス仕様は、フォーツーEVにスポーティなテイストを付加したモデル。カブリオをベースにしたショーカーは、環境イメージを感じさせる明るいマットグリーンのボディカラーを採用。ソフトトップはホワイトで仕上げられた。

足元はブラバス製アルミホイール「モノブロック7」を装着。スポーツサスペンションも奢られた。バンパーにはLEDデイタイムランニングライトを追加。内装はエクステリアと同様に、明るいグリーンとホワイトでコーディネートされ、エコな雰囲気を発散している。

注目はブラバスの「サウンドジェネレーター」。ブラバスは2008年秋のエッセンモーターショーで『テスラロードスター』のブラバス仕様を初公開。サウンドジェネレーターは、このモデルに採用したのと同じシステムで、走行状況に応じて、何種類かのサウンドが切り替えられる。音もなく走行するEVにスポーティな感覚をプラスするアイテムだ。

フォーツーEVは、今年末の生産開始に向けて、すでに試作車がドイツで実証実験を開始している。ブラバス仕様は現時点ではあくまでコンセプトカーだが、市販されればエコとスポーツを両立させたフォーツーとして、注目を浴びそうだ。

《森脇稔》

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