フリースケール、厳しい車載環境で動作するシステム・ベース・チップを開発

自動車 ニューモデル 新型車

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは9日、LIN車載ネットワークで電磁環境適合性(EMC)と静電放電(ESD)耐性の高い最新のシステム・ベース・チップ(SBC)を発表した。今回発表した新製品は、厳しい車載環境で動作する電子部品の保護を重視して設計された。

今回発表した「LIN SBC」ファミリーの新製品には、ピン互換性を備えた3つの高集積デバイス製品がある。『MC33910G5』は、低消費電力モード時のバッテリ放電を低減するパワー・マネジメント機能、LIN物理レイヤとハイサイド・ドライバの堅牢性を兼ね備える。これに加えて『MC33911G5』はDCモータ・プリドライバ、『MC33912G5』は電流検出機能を備えたDCモータ・プリドライバをそれぞれ搭載する。

LIN SBCファミリーは、モータ制御や電流監視を必要とするデザインなど、空間が制約され電磁的な影響を受けやすいLINスレーブ・アプリケーションに適している。SBCファミリーを、フリースケールの8ビットS08マイクロコントローラやエントリレベルの16ビットS12マイクロコントローラと併用すればさまざまな車載アプリケーションに応用することが可能となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る