【横浜ボートショー09】トヨタ PONAM-28L に第1回ボートオブザイヤー
自動車 ビジネス
企業動向

日本ボート・オブ・ザ・イヤーは、今回が第1回。主催は日本ボート・オブ・ザ・イヤー実行委員会。
PONAM-28Lは、フィッシング、クルージングなど、多目的に楽しめるマルチユースボートで、その受賞理由をトヨタ自動車は「舟艇を上空から見下ろすようにモニター表示できるガルビューモニターや水滴感知式セミオートワイパー、除湿機能付きマリンエアコンなど、トヨタ自動車のクルマの技術を採用した点が高く評価された」と話す。
また静粛性と乗り心地の向上を実現させたアルミハルは、船舶や新幹線、飛行機などに広く使われているアルミ合金AL5083を使用し、「ボート業界で唯一の技術」と同社は自信を込める。
PONAM-28Lは、釣りをする人を重要ターゲットとして開発され、フィッシング艇としてのシェア拡大を狙っていく。先代PONAMシリーズからのバージョンアップを考えるユーザー7割、新規ユーザーが3割と見ている。
さらに同社は、新型コモンレールシステムやクラストップレベルの環境に優しいマリンエンジンなど、ユニットごとに他メーカーへ供給していくことも発表。今後は船とユニットの両方面で販売戦略を立てていくという。
《レスポンス編集部》