粗鋼生産量、過去最大のマイナス幅…2月

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日本鉄鋼連盟が発表した2月の鉄鋼生産概況によると、粗鋼生産量は547万t、前年同月比44.2%減となった。1968年6月545万t以来の低い水準で、マイナス幅では調査開始以来、過去最大。

鋼種別生産では、普通鋼が同39.8%減の456万5000t、特殊鋼が同59.2%減の90万9000tとなり、前年同月比でが普通鋼が5か月連続、特殊鋼が4か月連続の減少となった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は474万6000t、同47.0%減と、5か月連続減少となった。

2月は、銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)のいずれも、前月比、前年同月比とも減少した。

銑鉄生産は同37.3%減の439万4000tとなり、5か月連続減少した。2月の高炉稼働基数は前月比2基減の34基中25基だった。

《レスポンス編集部》

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