豊田自動織機は19日、2009年3月期の連結決算で、生産量減少に伴って余剰となった生産設備の減損処理を行い、約380億円を特別損失に計上すると発表した。
これに伴って通期連結業績の最終損益は100億円の黒字を予想していたが、300億円の赤字に転落する見通し。
減産による影響で売上高も1兆6400億円から1兆5800億円に下方修正した。営業赤字は100億円から110億円に、経常利益は190億円から100億円にそれぞれ下方修正した。
業績悪化に伴って1株当たり30円を予想していた期末配当は「未定」に修正した。