【ニューヨークモーターショー09】キャデラック CTS…無線LANサービス提供

自動車 ニューモデル モーターショー
【ニューヨークモーターショー09】キャデラック CTS…無線LANサービス提供
【ニューヨークモーターショー09】キャデラック CTS…無線LANサービス提供 全 6 枚 拡大写真
GMは19日、キャデラック『CTS』の米国仕様に「WiFi」(ワイファイ)サービスを導入すると発表した。移動中でもインターネットにアクセスできる無線LANシステムだ。

WiFiとはワイヤレスフィデリティの略で、無線LANの統一規格を意味する。キャデラックCTSのWiFiは、米国初の車用インターネットサービスプロバイダー、オートネットモービル社が提供。車内や車の周辺にホットスポットを作り出し、インターネットにワイヤレス接続できる。

また、3Gモービルテクノロジーの採用により、移動中でも安定したインターネット接続を実現。通信速度は800Kbpsを確保している。さらに、複数の人が同時にネットにアクセスすることも可能。例えば、ひとりがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でブログを更新している間、もうひとりがオンラインゲームや動画を楽しむというような使い方ができる。

GMのキャデラックブランド上級執行役員、Mark McNabb氏は「顧客は場所を問わず、インターネットに接続できる環境を求めている。今回のWiFi導入は、USBポートを備えた40GBのハードディスクドライブはじめ、天気予報機能付きナビゲーションシステムなど、キャデラックが導入してきたサービスの延長線上にある」と語っている。

キャデラックCTSのWiFiサービスは、4月8日に開幕するニューヨークモーターショーで正式発表。サービスを利用するには、システムのインストールに499ドル(約4万9000円)、月々29ドル(約2850円)がかかる。同様の車載無線LANサービスはBMWが2008年から、ドイツ国内で実施しており、今後他メーカーが追随する可能性は高い。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  3. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る