シボレー コルベット 限定車…新たな栄光とともにデビュー

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シボレー コルベット 限定車…新たな栄光とともにデビュー
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GMは21日、米国フロリダ州で開催された「セブリング12時間耐久」でシボレー『コルベット』の限定車、「GT1チャンピオンシップエディション」を正式発表した。レースではコルベット『C6.R』がクラス優勝を成し遂げ、限定車発売に華を添えた。

コルベットの限定車は、モータースポーツでの数々の勝利を記念した特別なモデル。コルベットのレース仕様車、C6.Rはレースで大活躍しており、ALMS(アメリカンルマンシリーズ)のGT1クラスでは70回以上優勝し、シボレーに8度のコンストラクターズタイトルをもたらしている。また、ルマン24時間のGT1クラスでも5回の栄冠に輝いた。そんなC6.Rのエッセンスを市販仕様に取り入れたのが、今回の限定車である。

ボディカラーはC6.Rと同じビクトリーイエロー。鮮やかな黄色はスポーツカーのコルベットによく似合う。精悍なブラックも設定した。ボンネットやルーフにはC6.Rと同様の専用デカールを装着。スポイラーやクローム仕上げのアルミホイールは、コルベットの最強グレード「ZR1」をイメージしたデザインだ。

インテリアはイエローのステッチをあしらった専用レザーシートを採用。インパネやシート、センターコンソールには「GT1」の文字が刻まれる。エンジンカバーはカーボンパターン。トランスミッションは6速MTが基本で、パドルシフト付きの6速ATがオプションで用意される。

この限定車には「クーペ」、「コンバーチブル」、「Z06クーペ」の3グレードが設定され、各200台、合計600台を今春発売する。価格は6万5310ドル(約615万円)から8万6385ドル(約815万円)。ベース車に対して7840ドル(約74万円)高となっている。 

今回のセブリング12時間では、C6.RがGT1クラス優勝と同時に、総合でも6位に入る健闘を見せた。GMにとって、限定車発表のタイミングとしては、これ以上ない好機となったようだ。

《森脇稔》

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