森精機とギルデマイスター、業務・資本提携へ

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森精機製作所は23日、ドイツのギルデマイスターと業務・資本提携を締結することで合意したと発表した。

森精機は、工作機械市場でグローバルな事業展開を拡大、強化することを目的にギルデマイスターと協議し、両社共同で事業を展開する。
 
日本、米国で主に事業を展開し、複合加工機、マシニングセンタ、旋盤に強みを持つ森精機と、欧州を基盤に持ち、5軸マシンニングセンタ、大型マシニングセンタ、低コスト機に強みを持つギルデマイスターとの間には、地域展開、製品展開で補完関係が期待できると判断した。
 
業務提携の分野では、製造、購買、開発、販売・サービスなどについて検討していく。詳細は両社協議の上決定する。シナジー実現に向けた施策として、両社は、マネジメントの相互派遣について合意しており、今年を目途として森社長はギルデマイスターの監査役会監査役に就任し、ギルデマイスターのKapitza最高経営責任者は森精機の専務執行役員に就任する予定。
 
両社は、業務提携の進捗およびシナジー効果の実現を適切に管理するために、両社の経営トップが参加するステアリング・コミティを設置する。
 
また、両社の安定的な信頼関係を構築するため、互いに相手の会社に議決権ベースで5%づつ出資し、資本提携する。

《レスポンス編集部》

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